2011年 07月 11日
「大和撫子」診察中。
昨日は、入院中のアドレスV125G=「大和撫子」の
ダメージを診察しながら半日掛けて、カーボン除去をしておりました。

カーボン・クリーナーの溶剤も”たじたじ”で、かなり頑固なカーボンでした。

だいぶ時間を要しましたが綺麗になりました。
そして、深刻なダメージ箇所を検分しました。
※画像では判り難いかも。

「ピストン」割れてます。

「ロッカーアーム」IN・OUT共に段つき磨耗。

「カムシャフト」傷&磨耗。

「シリンダー」傷&変磨耗、極端なピストンの振れた後有り。
上面の圧縮吹き抜け。
ピストン以外の部品は”使えるの?”って質問?も有りそうですが、
組む事は出来ます。
でも、本来の性能は発揮しないでしょうし、
再使用が原因で破損等のトラブルが起きるかもしれませんので
お薦め致しません!
原因は?・・・・・私的見解は出ていますが、あくまで推測の範囲なので
ココでは遠慮をさせて頂きます。
どうしても推測でも良いから教えてって方は御連絡を下さい。
ではでは。。。
by moto-medico
| 2011-07-11 17:00
| アドレス V125 整備